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インタビュー


【会員インタビュー】(株)大月書店 代表取締役 中川 進氏
掲載日:2012/9/24
サムネイル ●昭和21年11月 創業66年(3月決算)●中川 進氏 61歳 S.25.7.17 寅年●ご家族:奥様(奥様も出版社に勤めていた)、お子さん4人(男34 女33 男30 男24)お孫さん2人。家族で本好き。ストレスがない。小中高大 無欠席 健康。食べ物は何でもおいしい。夫婦喧嘩なし。
●社長になった経緯:1974年入社。2006年社長に就任。
入社以来、出版労連の組合活動をやっていた。10年前、当時の社長から組合から離れて経営者になってはどうかと選択を迫られた。当時組合の役員をやっていたので、会社を辞め組合の役員として生きる(専従)事と、経営者になる事を悩んだ。周りの先輩から「自分がやりたい仕事をやるのがベストだ。」と励ましのアドバイスをもらう。学生時代から、今の状況を報道する、表現する仕事であるジャーナリズムの世界に入りたかった。本を作るのが好きだから出版社大月書店で仕事をしたことから経営者の道を選んだ。10年後に社長に就任。終わってみないと評価は定まらないが、自分が考えて来た方向は見えてきた。

●出身:北海道札幌市 19歳(大学入学時)上京
札幌西高校卒業。現在、東京の同期会の幹事をやっている。年1回同期会を行う。100名中40名が集まる。平成23年、同期会でお金を出し合って札幌のすすきのに イベント・ライブ・ミュージックカフェ”ウッドストックウエスト”リタイヤした卒業生が運営している。還暦を迎えた仲間達が“楽しむ時間と空間”を創ろうとして開店した。

●つい最近納得が行った本:
2011.3.11以降 震災と原発の本を出している。どれも売れている。評価が高い。今の時代を正確に報道する・表現する。特にこの1年間うまくいったと思っている。そういう方向で当社はこれからも行く。出版ジャーナリズム:当社は新書は出せないが、1冊1冊の単行本の中で“時代と格闘する書籍”を出していく。

●この20年くらいで 子供向けの本を出してきた。(児童書)
ジャンルとして大きな位置を占めるようになったのは、20年くらい。大月の大きな生命線であった2つの全集(マルクス=エンゲルス全集、レーニン全集)が売れなくなった。それに代わる麗水成るものを作る。現在は、3割が児童書、7割が社会科学。学校の先生方が、大月ブランドを信用して信頼して選んで戴いていることは大きい。丁寧な本を作っていないとすぐに結果としてでる。読者カードが返ってくる。今までの大月さんの本と違う、説明文の行数が少ない、あまりに簡単すぎる、写真ばかり使っている、細かいイラストがないなどつまり丁寧な本が“大月ブランド”。

●子供の本のロングセラー:家庭科で使う料理本
20年前始めた児童書、他のジャンルでは皆無に等しい。今は、料理をして来なかったお母さんが料理を教えられない。シンプルな内容の料理本。個人でも購入する人もいる。良い本さえ出し続ければ、自然とファンを生む。流行り廃りがあるものはやらない。

●これからのテーマ:若い人のファンづくり
年齢によって“大月ブランド”は違っている。現在の読者層平均年齢は高い。60歳以上の方には大変信頼が高い。※活字への執着が強く、知的好奇心高い世代。期待通り、新しい知識を得たなど細目にはがきで感想を寄せてくれる。“大月ブランド”だから買うというファンも多い。若い人には、まだまだ“大月ブランド”が知られていない。去年1年間、時代と格闘する書籍 成功したので、ジャンルを問わない本づくりをして行く。

●新たな取り組み:デジタル化が大きなテーマ
電子書籍にするだけではないく、プリントオンデマンド。まもなく本格的に5-10部、少部数でも発行できる体制をとる。※三省堂神田本店1Fショールームで本のエスプレッソマシン“プリントオンデマンド”が見れる。今当社が持っているコンテンツをデジタル化しプリントオンデマンドで提供する。在庫なし、増刷しない、倉庫もいらなくなる。

●趣味:35歳からランニングを始めた。2012年東京マラソンに出場、完走した。毎日平均5キロ程度走る。頭が無になる。⊂来の自給自足に備えて山村生活:1ヶ月1回嬬恋村で生活する。F表顱Д献礇鵐襪鯡笋錣宰椶鯑匹燹
●引退後の夢:とにかく1年間 単身でニューヨークへ行きたい。大学の寮に住み、ジャーナリズムを勉強したい。
●どんな経営者になりたいか:目指すべき像はない。時代に順応する。その時々間違いがあっても変えればいい。
●何の為に仕事をするのか:札幌の小さな印刷屋の息子として生まれた。自分の天職は本を作ること。出版産業に貢献したい。
 

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