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インタビュー


【会員インタビュー】働くとは、何?狄誉犬鯤僂┐觸于颪ぁ
掲載日:2012/3/25
サムネイル ○株式会社アイワード
○専務取締役・営業本部長 奥山 敏康 氏
○業務内容:企画メディア事業、情報処理・システム開発事業、印刷事業
●働くとは、何?狄誉犬鯤僂┐觸于颪ぁ
23歳の時、働く意義が分からず、就職活動に行き詰まっていた時、幸運にも螢▲ぅ錙璽匹料或箸任△覘衙務て散ζ碓刷所の社長木野口功氏に出会ったのでした。

木野口氏は、奥山さんの「働くことの意味ってなんですか?」
という質問に対しわかりやすく話をしてくれた。目からうろこだった。

●木野口社長の「働くとは」
あなたは大学を出ましたね。
大学は誰のおかげで出たのですか?
確かに両親がお金を出して大学の学費などを賄ったかも知れませんが、
両親があなたを学校に行かせたのではありません。
人類が培ってきた数千年の英知を体系化し学問が生まれた。
そして人類は学校という教育体系を何百年、何千年かけて作った。 
あなたは、その学問を学び、そして今、卒業した。
だから、社会があなたを教育したのです。
働くことは、社会に出て労働を通して学んだことを社会に還元、お返しすることです。
と木野口社長は言い切った。

「働く行為を通して社会にお返しする…」
そういう発想は自分にはなかったので、かなりびっくりした。
印刷業のことはなにも知らなかったが
働くという意味が分かるようになろうということを目標にして入社した。

モノ作りの現場は面白く、人生は印刷1本になった。
最初は工場勤務。
毎日が理科の実験みたいで面白くて仕方なかった。
印刷の版づくり、立ちっぱなしで手は現像液で真っ黒。
失敗はいっぱいあったが、楽しくて、楽しくて、ほとんど会社にいた。
見るもの触るものが面白くてたまらない。
今まで本を読んだことがない人間が、
どうやって本ができているのか、何冊も本を壊して研究した。
1年だけ工場勤務、2年後からずっと営業。
やればやるほど結果がでる。人も増える、社屋も、工場も、待遇も改善。
あっと気づいたら30年。
商品開発、技術開発、汗水たらして何かのことに投じたときに、
働くこと、社会に還元するという事の意味が少し分かってきたように思う。

●業界について
ここ10年は、業界全体が厳しい。
出荷額、10年前は9兆円、今は6兆円。3兆円もダウンしている。
この先5年で2.3兆円の出荷額がなくなるといわれている。
印刷関連業は大淘汰時代になる。
この時代、劇的な技術革新をうみ出す事は難しく、
改善的なものになっているが、
社会が必要とする企業に生まれ変わる状態を追い求めることが
自分の役割だと考えている。

●営業職、ものづくりについて
同じお客様、同じ原稿でも営業担当者によって仕上がりが違う。
印刷は特に雲泥の差がでる。
私は、1つひとつの案件にほれ込むこだわりの営業マン。
企画段階から、自然とこだわりがでて、あれこれ提案すると、
言われる方のお客様もその気になってくる。
いいものを作りたい…。

●主力商品について
1.文字情報処理。
「文字情報処理」という言葉を使い始めたのはアイワード。
結果として辞書や年鑑の自動組版が実現できる。
なぜこの分野をやろうとしたか?
北海道大学工学部の先生(社長の高校の後輩)から
昭和50年代後半に提案を受けた。
業績を伸ばしていくには、
「印刷とコンピュータの技術をつなぐことで新しい印刷業態のあり方がある」と。
大手の分野だった仕事に活路を見出し、今、アイワードの大きな柱になっている。

2.本づくり
出版社関係の本づくりが多い。個人の自費出版も取り扱う。 
どうせやるなら 100年、200年残されるもの、捨てられる印刷物ではない物を作りたい。
だから綴じることにこだわる。
綴じることが印刷の基。保存性が高まる。末永く使っていただく。
綴じることに執念を燃やしている。
綴じられることの特性をよく理解して仕事をする。
堅実に額に汗をして一冊づつ綴じていく。

3.高級カラー印刷
高級カラーの分野のマーケットは、特殊なお客様が多い。
特殊なお客様と心ひとつにしてやるためには、
ものづくりへの概念を変えていかなければならない。
案件ごとに、物を作る意味、こだわりを感覚的に理解することが重要。
お客様はお客様の想いがある。
われわれの提案によってそれを実現する。
 

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